蒸気っていったい・・・。( ;∀;)

 蒸気について


初心者的な側面で簡単に説明


<蒸気とは>

1.水を蒸発させたもの

2.水が100°になると蒸気が発生する

3.温度によって力が変わる

4.力によって温度が変わる

5.蒸気は2流体と呼ばれる(高温空気と水分)


<蒸気の使用用途>

6.加温するのに使用できる

7.乾燥に使用できる


<蒸気の特徴>

8.蒸気を発生させたら、逆にドレン

(温度が低くなり力が損なわれた水分)が発生する。

 これを除去し続けることで蒸気の状態を良好(乾燥)に

 保つことができ、あるいは適切かつドレン水だけを除去

 し、発生させた蒸気を無駄に消費させない管理が必要不可

 欠となる。

9.蒸気の配管内に発生したドレンを効率的に排除し再利用

 する仕組み、ドレネージシステムと呼ばれ、ドレン水分

 と蒸気分(フラッシュ蒸気)を区分けしドレンはポンプ

 で圧送。蒸気は残された力(残圧)により配管内を通り

 昇圧(加熱または吸引エゼクト)され再利用することで

 省エネに特化した使用が可能となる。


<蒸気を使用した便利な機械>

1)ボイラー設備

 燃料(ガス、電気)を使い、蒸気を発生させる装置

 一般的には、コージェネレーション、小型ボイラー

 等が用いられる


2)熱交換器

 水・空気・薬品等を機械の構造を利用し、蒸気の温度

 を有効活用して加熱する装置。

 また、これとは反対に蒸気を冷やしてドレン化させる

 装置もある。

 水⇒温水

 薬品⇒加温⇒粘性低下⇒混合効率上昇

 空気⇒加温⇒温風発生装置⇒廃蒸気を有効に活用し

 電気を節約。


3)サーモコンプレッサー(サーモコン)

 圧力が低下した蒸気を再循環させて再利用する。

 高圧力の蒸気をエゼクターとして使用することにより

 少量の蒸気量で低圧蒸気を昇華させて目的の圧力に

 蒸気圧の補助として有効活用する装置。

 これを用いる場合は、フローバランスをよく考え導入

 することをお勧めします。


4)圧力容器(ドライヤー)

 圧力容器には、1種、2種と種類があります。それにより

 扱うことのできる蒸気圧が決められています。

 主に乾燥目的で使用されることが多く、ペーパーや

 衣類やフィルム等を製造するのに使用されることが多い。


5)スチームプロファイラー(加湿コントロール)

 蒸気の水分と温度を有効に物質に伝えるために使用され

 セクションを分けることで圧力差を持たせて、乾き具合

 をコントロールすることを目的に製造されるもの。



まだまだここで紹介していないものがありますので、興味がある方はぜひコメント

ください。


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このほかにも詳しく紹介できるものもありますので、その辺もコメントください。


初心者向けの紹介ですのでお詳しい方は、ご助力いただけると幸いです。


ではでは^ー^







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